2025年11月8日と9日の2日間、日本各地の農家33組が参加した食フェス「EAT JAPAN!〜Nippon Taste Festival〜」がTAKANAWA GATEWAY CITYで開かれ、のべ16万3,247人(1日目8万7,489人、2日目7万5,758人)が来場しました。来訪者は日本を含む49の国や地域から集まり、会場は高輪ゲートウェイ駅直結の3会場にまたがりました。

イベントでは、山形や沖縄など15都道府県の農家が出店し、野菜や果物、加工品の販売に加え、キッチンカー17台やステージパフォーマンス27組が来場者を楽しませました。農家の人手不足を補うため、搬入から販売、搬出までを手伝う「専属サポートチーム」を農業マルシェとして初めて組織し、学生を含む若者がボランティアとして参加しました。

さらに、英語や中国語、フランス語など7言語に対応するグローバルチームを配置し、訪日客への案内や会話を支援。出身国にシールを貼る企画で交流を促しました。親子向けには木の葉釣りやヨーヨー釣りなどのキッズブースが設けられ、家族連れの滞在時間も伸ばしました。

農家からは「手厚いサポートで初出店でも安心」との声が上がり、来場者からも「詰め放題野菜の安さ」「多彩なキッチンカー」「アクセスの良さ」などが好評でした。主催者側は、農業従事者不足や販路開拓の課題を抱える生産者と、インバウンド客を含む消費者をつなぐ試みとして、来年以降の継続開催や多言語サポート体制の拡充が今後の焦点になるとみられます。

【イベント情報】

EAT JAPAN!〜Nippon Taste Festival〜

会場 TAKANAWA GATEWAY CITY(Gateway Parkほか)

会期 2025年11月8日・9日

source: PR TIMES

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